シブヤ大学ココロゼミと連動したブログです。


by kokolo-zemi
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Fさんの日記


ゼミのみなさま 

レポート提出おつかれさまでした!

思考や感情を言葉にするってとても難しいですよね。
あのとき感じた思いは、もっと違う言葉で表現したいのにできない・・。 とか
まさにこの言葉でしか表現できない!!とか。

前回のゼミでお話してくれたFさんは文章を書くのがとても上手。
Fさんのmixi上の日記をご本人の了承を得て、転載させていただきました。

以下、Fさんの日記です。

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  生きる    2006年12月25日19:48

昨日1周忌を迎えた。
昨日のことのように思い出すけれど、ずいぶん昔の出来事のような気もする。
父は昨年のクリスマスイブに永遠の眠りについた。
今でもはっきり覚えている、星屑をちりばめたように本当にキレイな夜だった。
そして今、書こうと思う。
ただ自分が救われる気がするからかもしれないけれど、
今だからこそ書こうと思う。

今日で1年がたつ。だけど思い出すたびに後悔と罪悪感と、私が生かされている意味は何かを考えていた。

亡くなってまもない頃、混んだ電車の中や、年配の男性の群に父の姿を無意識のうちに探してしまっていること、
今でも何かの偶然で生き返ったりしないだろうかと毎日のように
考えていた。

老夫婦を見るとどんなおじいちゃんになっただろうと、
おばあちゃんになった母ときっと寄り添っていただろうと思い浮かべてしまう。

初めて見せた涙、かすれた声、痩せ細った腕、最期の言葉。
何を思い出しても胸が苦しくやるせない。
街はクリスマスに向け賑やかで、すれ違う人達は幸せそうで、
それが一層私たちの現実を虚しく悲しくさせた

でも父は、私たちよりずっと、『生きている』気がした。
必死に毎日を、一分一秒を、生きていた。

家族にだけ余命が宣告されていた。
でも、きっとわかっていたんだと思う。
痛みに耐えられなくなり、
初めて家族みんなで泣いた時、

『最期はこの家に帰ってきていいかなぁ・・・』
と言った父に
母は
『当たり前じゃない』
そう答えた。

私はこの1年で、父の強さと、母の強さと、
2人の絆に初めて気付いた気がする。
こんなことになって気付くなんてバカだと思う。
だけど、それでも父のおかげで気付けた。
私たち家族は、この1年で気付いたことが本当にたくさんある。


会話が出来るのはこれが最後と分かった時、私は何を言えばいいのかわからなかった。伝えたい言葉はたくさんあるはずなのに、小さい声で『ありがとう』と言ったきり何も言えなかった。
ただ私は父の笑った顔が見たかった。1年間何も出来なかったけど唯一私に出来たことは楽しく賑やかに笑ってみんなと過ごすことだけだったから。だから母も姉もいろんな言葉をかけていたけど、私は一人、3日前の病院でのクリスマス会の写真を見せて
『お父さん、覚えてる~?楽しかったねー!見て見て師長のピエロ、おかしかったね~』
そう言ったら父は何も言わずに弱々しくもニッコリ笑ってくれた。
それでもう満足だった。本当に嬉しかった。笑った後、父も家族みんなもボロボロ涙をこぼしていた。
目の前にある残酷な現実と、何も出来ないやるせなさが溢れ出して止まらなかった。

そして父は深々と頭を下げて、今にも消え入りそうな声で言った。


『ありがとうございました』

それが最期の言葉だった。
何より悲しいのは父自身が最期と感じたからこそ、出た言葉であることだった。
それから3日後に父は息をひきとった。
眠り続ける父の隣で『お父さん!メリークリスマス!』と3人で乾杯した1時間後のことだった。
席を外していた母が戻ってくるのを待っていたかのように、2度程呼吸した後、永遠の眠りについた。
本当に静かで穏やかで、いつまでも眠っているみたいだった。
でも私はよくわからなくて、悲しいとか辛いとかそんなんじゃなくて。
ただ、
『一緒に家に帰ろう』
それだけだった。

想い出は楽しいことも辛いことも時間と共に忘れていく。それは人が生きていくために必要なことだと思う。だから強くなれるんだとも思う。だけど今は、忘れることが怖い。楽しかったことも辛かったことも全部覚えていたい。いつか忘れてしまう日が来ることが怖い。

父は人生の中で病気になってからの一年間が1番幸せだと言っていた。
それは当たり前に思えることをかみしめて大切にしていたからだと思う。
眠れること。朝目が覚めること。おいしいと感じられること。愛する人が側にいること。
晴れた日の散歩、 みんなで食べる食事、家族揃った記念写真、親友からの励ましの電話―
どれも、取るに足らないようなことが大切な想い出になってたんだよね。

告別式には想像以上に沢山の方々が足を運んでくれた。
式の後にも家にお線香あげに来てくれた方、
お花を贈ってくれた方、
手紙を送ってくれた方、
一緒に泣いてくれた友達、
遠い地で気遣ってくれる親友、
そしてたくさんのお世話になった方々に、温かい言葉をいただいた。

本当にありがとうございます。
どれだけ救われたことでしょうか。
これから私は、その心を少しずつでも返していけたらと
思っています。

一昨日、私はとある喫茶店にコーヒーを買いに行った。
その店は父が7、8年前に訪れていた。
その店のコーヒーがおいしくて思い出に残っていると聞いた姉が、1年前にわずかな手がかりからその店探し出し、病床の父に届けたのだ。
父はとても喜んでいた。

一周忌を迎える昨日、仏壇に供えたくて私は初めてその店を訪ねた。
その店のマスターは事のいきさつを話しながら涙してしまった
私に
『ありがとうございます。そんな風に言っていただいて嬉しいです。
亡くなったことは残念ですけど・・・しょうがないことですけど・・・
頑張って下さい。』
そう言って暖かく見送ってくれた。

昨日父の仲間たちも遠方からはるばる
来てくれた。
告別式の日、その仲間たちから父の話を聞いて、
母はこう言った

『お父さんは私たちが思っている以上にすごい人なんだね』

忘れないように、
父の口癖を、父のしぐさを、好きなものを、
そして父自身を。
時々思い出してはみんなで話そうと母は言った。

私たちだけは忘れないように。


今、自分がここに居ること。
今、大切な人がここに居ること。

何かを感じ、想い、考え、話し
怒り、笑い、泣き、喜ぶこと。

愛すること、愛されること。

ただ生きていること。

これ以上の幸せはない

2006.12.24
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by kokolo-zemi | 2008-03-25 17:04

第2回終了!!

ゼミに参加されたみなさま おつかれさまでした!!

今回はご都合あわなかったみなさま 次は4月13日ですよー!!

ランチに集合したのが1時
ゼミが最終的に解散したのが7時。

6時間にわたる長丁場!!

前半(ランチ)でフリートークを展開し
後半で生きること死ぬことについて考えました。

参加された方にはレポートの宿題をだしました。

FさんとOさんの話を聴いて
「自分の身近な人が余命3ヶ月とわかったら(自分なら)どうするか」

自分の身に置き換えて書いてみてくださいと伝えてあります。
*詳細は別途メールで流します!!

欠席された方も、レポートを読めば
どんなゼミだったのか感じ取れるのではないかなーと思います。

みんなのレポートに対しても意見交換できるといいですね!!


さて、もう一度くりかえしますが
次回は4月13日ですよー!!

あきやま
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by kokolo-zemi | 2008-03-11 00:49

第2回開催間近!!

いよいよ明日はココロゼミ第2回!!

ふだんあまり口にすることはない、生きること死ぬことについて
おだやかに激しくディスカッションできればと思っております。

家族や身近な人との別れは誰しもが経験することなのに
どうしても口をつぐんでしまいますよね。

その場や気持ちが暗くなっちゃう
重い
辛い
哀しい

いろんな気持ちがそうさせるのでしょう。

明日は、それについて話すことがテーマなので
場の雰囲気なんかよまずに、
思ったこと感じたことをどんどん発言してください!!



性と死の話題は
どうしてもタブー視されがちです。

でもどっちも生きるうえで考える必要があるんじゃないかなぁと
わたしは思います。

なぜタブー視されるのかを考えるだけでも
1日じゃおわらなそ・・。


奥が深いぜココロゼミ!!

あとあと
第二回が過ぎたら
順次、ゼミ生に記事の投稿をしていただきたいと思っております☆

レポートやら予告やら。


さぁ、明日たくさんしゃべりましょ!!

あきやま
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by kokolo-zemi | 2008-03-09 00:05